この記事では、私のクライアントである通販会社さんの“切実な悩み”をお伝えします。
 東京で通販ビジネスを始めて10年。
 健康食品を販売している会社のお話です。
 売上規模は、5億円を少し下回るくらい。
 これまでTVや新聞広告で新規集客をしており、なかなかな売上を計上していました。
 ところが、近年になって集客がなかなか難しくなってきたわけです。
 そして、顧客データを見てみたところ、ある問題に気づきました。
 一度買ってくれたお客さんのリピート回数が異様ほどに少ないことに。
 というのも、こまでは、お客さんのリピートの回数を正確にとってなかったそうなんです。
 なぜなら、新規集客が大成功していたから。
いかにリピートさせるか、については目もくれてませんでした。
 どんなビジネスでも、お客さんに継続して買って(契約して)もらうかが基本。
 とりわけ通販となれば、なおさらです。
 「お試し商品」を使ってもらい、「本商品」を継続的に買ってもらう。
 そして、別の商品も買ってもらうことで売上がどんどん増えていく。
 これは通販に限らず、ビジネスのベーシックな考え方。
 とってもシンプルですよね。
 しかしその通販会社さんは、新規集客ばかりに注目していたんです。
 「このままでは、3年後、会社がどうなっているかわからない・・・」
 その通販会社の社長は打ち合わせ中、ずっと眉間にシワを寄せたままでした。
 私の見立てでは、2年後さえヤバいんじゃないかと思えたほどでした。
結局のところ、「夏までにリピート回数を増やす仕組み」を一緒につくりましょう!ということで合意したのですが。
 今回お伝えしたいのは、「新規集客」獲得と同時に、「既存顧客」のフォローアップも大事だということ。
 いかに、既存顧客と関係性を築けるかがビジネスの成長を担っているわけです。
 ぜひあなたも、既存のお客さんとの関係性を見直してみることをオススメします!
 重症から重体になる前に。。。
